冬のアクティビティだけでなく、観光からグルメまで多くの魅力が詰まった新潟県。
私の住む福岡からはやや遠い場所ですが、旅行してみて本当にいいところだと実感しています。
この記事では、私たちが訪れた新潟県北部(下越地方)2泊3日の旅行プランをそのまま紹介。
※なお1日目は公共交通機関、2・3日目はレンタカーを利用
きっと、私たちが感じたように楽しくおいしい旅行になること請け合いです!
1日目:新潟市内のグルメと散策
黄色いルーが特徴で、深いコクがあり普通のカレーとは一味違ううまさ。近くにあったら通いたい。。。
普通でもかなり量が多いので、大食いの方以外は「ミニカレーご飯少なめ」にしておくのをおすすめします。
昼食まで少し時間があるので、自由に新潟市を散策しましょう。
- 白山神社
- 白山公園
- 旧齋藤家別邸
- 古町エリアのアーケードなど散策
新潟市にホテルを予約しておき、荷物を預けておくのもおすすめ。
(おすすめのホテルは後述)
というわけで、お昼にはお寿司なんてどうでしょうか。
私たちが訪れたのは、本町通4番町にある「寿司安」さん。
大将によると、「どんなお寿司にでも醤油をつけると全部が醤油味になってしまう。素材それぞれに合った食べ方の方がおいしい」とのこと。
ネタに応じて特製のタレや塩などうまさを引き出す調味料が選ばれていて、どれもおいしかった……!
その候補地のひとつが、「みなとのマルシェ ピアBandai」。
魚介類、肉、米や酒、その他新潟のおいしいものがそろっていて見ているだけでも楽しい。
人気店「廻転寿司 弁慶」など飲食もできるので、ここでいろいろ食べるのもあり。
私たちはバスで行きましたが、もちろんレンタカーでもOK。
他にも私たちが行ったところ、時間がなく行けなかったが候補にあった場所を挙げておきます。
- 産直セレクトショップKITAMAE
- Befcoばかうけ展望室
- せきとり東万代町店(名物:カレー味半身揚げ)
- 青島食堂(長岡生姜醤油ラーメン)東堀店 or 朱鷺メッセ店
1日目のチェックインは「イタリア軒」というホテル。
このイタリア軒、なんと日本ではじめてのイタリア料理店がルーツらしい。
日本初のイタリア料理店の品々は、朝食で味わうことができます。
ホテルニューオータニのアソシエイトホテルで、朝食を差し引いても高級感があるわりに宿泊料金も安くたいへん良いホテルです。朝食込みで2人1泊合計13,000円程度から。
立地も良いので、観光の拠点にもばっちり。
夜は、新潟市の気になった飲食店で郷土料理と(飲める人は)お酒を楽しみたいところ。
このときは「海老の髭」という郷土料理居酒屋を選びました。
海の幸や山の幸、日本酒などを満喫。満足。
他にも候補に挙がっていた飲食店を以下に挙げておきます。
- 和らぎ亭 しまや
- 旬魚酒菜 五郎 万代店
2日目:鮭のまち・村上→月岡温泉泊
イタリア料理というより洋食といった感じですが、イタリア軒名物のカレーやデミオムレツ、新潟名物のへぎそばやタレカツなどをがっつり楽しみました。さすがにうまい!
ビジネスホテル価格でこの朝食がいただけるのは、かなりお値打ちと言っていいのでは。
村上市は、平安時代には都に鮭を納めていたとされる歴史ある”鮭のまち”。
そのほか村上牛、北限の茶どころとしても有名な場所です。
まだ昼食には早い時間だと思うので、村上市を散策してみましょう。
鮭や村上牛のショップ、博物館などさがしてみると色々ありますよ。
- イヨボヤ会館(鮭の博物館)
昼食は、約1,000年の歴史をもつ村上の老舗「千年鮭 きっかわ」が出している鮭料理の店「井筒屋」にぜひ行ってみてほしい。
古民家を改修した店で雰囲気がよく、よそではまず食べられないような様々な鮭料理のコースがいただけます。
食べたことのない珍味があったり、大変おいしい鮭の焼漬など色々な料理がある中で、いちばんインパクトがあったのははらこ醤油漬(いくら)。
私の人生で、いちばんおいしいイクラでした。めちゃくちゃうまい。絶対食べるべき。
一応当日でも記帳しておけば入れるとのことですが、混み具合によるのでちゃんと入れるかどうか不安。
予約しておくのが確実でしょう。
なお、イタリア軒の朝食でお腹いっぱい食べた私たちは、「井筒屋」の鮭コースを満喫した時点でお腹パンパンになりました。。。笑
お腹いっぱいになった直後であれですが、食い意地の張った私たちのような旅行者は村上牛もぜひいただいておきましょう。
数々のお店がある中で、私たちが訪れたのは「やま信」という店。
村上牛コロッケやメンチカツ、ステーキ串などをテイクアウト、あるいは店内で食べることもできます。こちらもうまかった……!
村上を満喫して、次に向かったのは福島潟。
新潟県内で最大の湖で、時期によってさまざまな野鳥や花々などを楽しむことができます。
2日目の宿は、月岡温泉にある「白玉の湯 華鳳」。
月岡温泉で複数の宿を運営している「白玉の湯」のひとつで、楽天トラベルだと星4.8、Googleマップでは星4.5など非常に評価の高い宿でもあります。
窓から見える雪景色が最高の部屋でした!
チェックインしたらそのまま月岡温泉散策に行くもよし、温泉に入ってゆっくり夕食を待つもよし。
私たちは宿でゆっくりする方を選んだんですが、月岡温泉には散策しがいのある店やスポットも多数。
アクティブにいきたいなら、宿を出て温泉街の雰囲気を感じてみるのもいいでしょう。
私たちがリストアップしていたスポットは以下の通り。
- 新潟地酒 premium SAKE 蔵
- 月あかりの庭
- 新潟地物 premium SELECTION 旨UMAMI
- 新潟菜果 premium AGRI 実MINORI
- 新潟ショコラ premium SWEET 甘AMAMI
- 月岡ブルワリー
「白玉の湯 華鳳」は大型のホテルで、館内の装飾も面白い。
夕食は個室食事処にて。
(プランによって変わる可能性あり。今回のプランは「上質スタンダードプラン」)
新潟の肉や海鮮、ご飯、酒などを満喫。とても上質な食事でした。
3日目:観光→ラーメン→新潟駅・空港で遊ぶ
「華鳳」の朝食は、式場のような大広間でのバイキング。
ハムやサラダなど一般的なメニューに加え、名物のタレカツや海鮮丼コーナーなどもあり。ついつい食べすぎてしまうクオリティ。
食事はもちろん部屋や温泉も含めて、「白玉の湯 華鳳」はこの旅から1年以上経ったいまでも強く印象に残る、とてもいい宿でした。オススメ!
「瓢湖(ひょうこ)水きん公園」は、10月上旬〜3月中旬まで白鳥が飛来する人気スポット。
もしこの期間に新潟を訪れるなら、ぜひ寄ってみてほしい場所です。
昼間はエサを探しに行ってしまうため早朝・夕方がオススメとのことですが、2月の午前10時過ぎに行ってみたところとんでもない数の水鳥に出会えました。
人によっては気持ち悪さすら感じてしまうかもしれないほど、すさまじい数。
特にエサやりの時間に群がる様子は圧巻のひとこと。
次に訪れたのは、「Y&Y GARDEN」。
新潟のほこる「ヤスダヨーグルト」工場併設のお店です。
ここまでに紹介したイタリア軒や華鳳の朝食にもありますが、とにかくヤスダヨーグルトはうまい。
こちらの店舗ではヨーグルトだけでなく、パンやクッキー、ワッフル、アイスやソフトクリーム、オリジナルグッズなど数々のヤスダヨーグルト製品が並んでいます。お店もおしゃれで雰囲気が良い。
越後の豪農・伊藤家の旧大邸宅を保存・公開している、北方文化博物館。
広大で美しい屋敷と庭園、コレクションが見られます。写真スポットとしてもgood。
入場料は大人800円、小中学生400円です。
新潟駅でレンタカーを返却したら、駅から徒歩10分ほどのところにある「ラーメン東横 笹口店」へ。
新潟5大ラーメンのひとつ・新潟濃厚味噌ラーメンの人気店です。
最初から割りスープがついてくるほどの濃厚さが特徴。
これまで食べてきた味噌ラーメンとはまた違う独特の味と香りがあり、パンチがあるのに尖った塩辛さを感じない。
好みによりますが、私は割りスープで薄めることなくおいしくいただけました。
帰りの飛行機や新幹線の時間に合わせて、さいごに駅でお土産選びやグルメを楽しみましょう。
私がリストアップしておいたのは以下の店。
- 越後長岡 小嶋屋 CoCoLo新潟店
- 須坂屋そば 新潟駅前店
- にぎり米
- ぽんしゅ館
- 駅弁屋
今回はラーメンでお腹いっぱいだったので、食事系はパス。
ぽんしゅ館はなんと当時コロナ禍中だったこともあり臨時休業。残念すぎる。。。
それでも、駅でのお土産選びは楽しかった。
2泊3日の新潟旅も、とうとう終わり。
新潟駅なり新潟空港から、それぞれの自宅へと帰路につきましょう。
駅に比べると空港は小ぢんまりとしていますが、ちょっとしたお土産店や飲食店もあり。
私たちの訪問時は、新潟の木材でつくったおもちゃの展示なんかもあったりして楽しめました。
新潟2泊3日、楽しいよ
米やお酒、スノーリゾートが全国的に有名な新潟県。
それだけではないグルメや観光スポットなど、行けばわかる魅力にあふれた場所です。
本記事の2泊3日プランも参考に、ぜひ訪れてみてください!